国土交通省および自動車点検整備推進協議会では、平成15年10月を強化月間として、全国各地で「自動車点検整備推進協議会」を展開しました。
この運動に先駆けて、9月25日(木)に国土交通省内で『点検PR隊』結団式、9月27日(土)、28日(日)には「横浜赤レンガ倉庫」(神奈川県横浜市)にて、『2003自動車点検フェスティバル』が行われました。
『自動車点検フェスティバル』は、今年で開催10年目を迎えました。点検・整備を怠った場合の事故発生の可能性など、自動車の日常の点検・整備の重要性を一般ドライバーに広く呼びかけ、自動車ユーザー自身の保守管理意識の高揚を図ることを目的に実施しています。
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『点検PR隊』結団式は、9月25日(木)、国土交通省にて行われました。1級自動車整備士および女性整備士13人からなる『点検PR隊』をはじめ、石原国土交通大臣と女優の菊川怜さんが参加。石原大臣が点検PR隊長である菊川さんに団旗を授与し、それを受けて菊川さんは、自動車点検整備推進PRの決意を表明しました。
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結団式後、国土交通省正面玄関前にて、「点検アドバイス」のデモンストレーションが行われました。石原大臣がご自身の運転中のトラブル体験談を披露したり、菊川さんが整備に関する質問を投げかけるなど、日常点検のやり方を交えながら、自動車の点検・整備が自動車ユーザーにとって、より身近に感じられるようアピールしました。
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『2003自動車点検フェスティバル』は、平成15年9月27日(土)、28日(日)の両日にわたり、横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)にて行われました。
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今年は天候にも恵まれ、27日(土)は28,000人、28日(日)には35,000人が来場し、多くの方が参加しました。
フェスティバルの目玉である会場内に設置した自動車を用いた「点検アドバイスコーナー」では、各種6台の車を2人組のプロの整備士がそれぞれ担当し、丁寧に点検・整備の方法を解説、参加者も熱心に聞き入っていました。
また、協議会所属団体※による各種出展や、パネルゲームコーナーなども行われ、多数の家族連れが参加し、車の保守管理に対する意識を高めたようでした。
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ステージでは、27日(土)にはダンディ坂野さんをお招きしてのステージショーと、『とっとこハム太郎』のキャラクターショーが行われました。点検・整備に関するクイズでは、会場の参加者の人たちと、ダンディ坂野さんのあいだで「あっち向いてゲッツ!」を行なうなどして、会場を沸かせていました。
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また、28日(日)は、『仮面ライダー555』のキャラクターショーに加え、テツandトモさんのステージショーが注目を集めました。おなじみの「なんでだろ~」の歌とフレーズでステージを熱演後、
点検・整備クイズを出題。点検・整備の大切さを来場者に楽しくわかりやすく、アピールしていただきました。
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最後に、フェスティバルに参加した点検PR隊の方が、
「異常に気づくためには、普段からの点検が大切です。」
「今回の参加者の中では、バッテリーに不安を感じている人が多かったですが、見た目ではわかりづらいことは、定期点検でしっかり見てもらって。」
とアドバイスをしてくれました。
基本的なことは、日常点検で十分対応できることばかり。みなさんもこれを機会に、まずはご自分で、日ごろから、車の調子を気に掛けてみてくださいね。
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