自動車点検整備推進協議会

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黒煙の簡易的な確認方法

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ディーゼル車の黒煙濃度の簡易的な確認方法について (参考)
 
  1. 簡易的に確認するためにはアクセルを踏む人1名及びその濃度を確認する人1名の合計2名の方が必要です。
  2. 測定する自動車は、停止状態(アイドリング)とし、サイドブレーキを強く引き、かつ、変速ギヤの位置はニュートラルとします。
  3. アクセルペダルを急速に一杯踏み込みはじめてから2~3秒間持続させます。
  4. 自動車から排出された黒煙濃度を目視でチェックします。
  5. その時の濃度が下記の「黒煙濃度チャート」(黒煙濃度の参考色)のどの色の範囲にあるかにより簡易的に濃度を確認することができます。
  6. 黒煙濃度チャート(黒煙濃度の参考色)の50%以上の場合は、自動車の排出ガス低減性能が劣化している可能性が考えられます。

黒煙濃度チャート(黒煙濃度の参考色)
黒煙濃度チャート(黒煙濃度の参考色)
  • 【注意1 】上記の「黒煙濃度チャート」については、プリントアウトすると印字器の差異等により同等の色がでない場合もあります。
  • 【注意2 】上記の「黒煙濃度チャート」紙については、全国の運輸支局等においても 配布しています。なお、配布枚数に制限があります。
  • 【注意3 】ディーゼル車の黒煙濃度規制値(%)は、対象自動車の規制年により異な ります(環境基準を達成するため規制の強化が図られています)。
規制値
対象自動車
識別記号 (自動車検査証の型式欄の頭部記号)
50 %
全車(下記車両を除く)
40 %
平成5年・6年
規制適合車
乗用車:KD
軽量車:KA
中量車:KB
重量車:KC
25 %
平成9年以降
規制適合車
乗用車:KE~
軽量車:KE~
中量車:KF~
重量車:KG~

※軽量車:
中量車:
重量車:
自動車検査証の「車両総重量」欄の重さが1 .7 トン以下のもの。
車両総重量の重さが1 .7 トン超~2 .5 トン以下のもの。
車両総重量の重さが2 .5 トン超のもの。
なお、新長期規制車は通常良好な状態では、黒煙は排出されません